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| うららかな好季節を迎え、生徒の皆さんも、すがすがしい気持ちで新年度をスタートすることができたのではないでしょうか。 私は、4月1日付けで日比谷高校に着任致しました校長の石坂康倫(いしざかやすとも)と申します。どうぞよろしくお願い致します。 4月1日より、何人かの先生とお話をし、十分とは言えませんが本校の様子を知ることができました。また、4月4日(土)には、学校の中を散策し、部活動で登校している生徒とも挨拶を交わし、お話をすることができました。その足で、日枝神社に参拝に行き、本校の発展を祈願致しました。午後には、副校長先生と経営企画室長と3人で永田町二丁目町会定期総会に参加した上、お花見会にも参加させて頂き、楽しい時間を過ごすことができました。つくづく地域との繋がりの深い学校であることを実感することもできました。今は、さわやかな気持ちでいっぱいです。 さて、4月6日(月)には、どの都立学校よりも早くに入学式が挙行されました。本校では、施設の関係から、砂防会館を使用させて頂いております。新入生は凛々しく、その態度は本当に立派でした。特に、「新入生誓いの言葉」を新入生代表者が、心を込めて伝えてくれました。最初の言葉は、次のような内容でした。「あたたかな春の光につつまれて、私たちは今日、日比谷高校生として新たな一歩を踏み出します。受験という壁を乗り越えた私たちにとって、今この場に立っていることは、何か特別なものに感じられます。私たちは、このスタート地点を自らの意志で選択し、自らの力でつかみとりました。それと同じように、これから日比谷高校でどのような三年間を過ごすかは、すべて私たちの力次第です。」、そして最後に、「今日、ここに集まった315名は、互いに切磋琢磨し合い、130年という歴史の中に、新たな1ページを刻んでいきます。」という、決意を述べてくれました。頼もしい限りです。これから、様々な困難も待っていることと思います。そのときには、この誓いの言葉を思い出して、如何なる困難をも克服し、大いに成長してほしいと思います。その他、来賓の方より、ご祝辞を頂戴いたしました。如蘭会理事長様、PTA会長様、そして、祝電も頂戴いたしました。本当にありがとうございました。 私は、校長式辞の中で、今から600年以上前に、能楽を大成したと言われている世阿弥元清という方が書かれた「花鏡」にある言葉を紹介させて頂きました。それは、「初心忘るべからず」という言葉です。この句には、三ヶ条の口伝があり、「是非 初心忘るべからず」「時々 初心忘るべからず」「老後 初心忘るべからず」です。それぞれに、説明をしましたが、「初心 忘るべからず」にある初心とは未熟さを意味していることを伝えておきたいと思います。私たちは、この言葉から、人が生涯にわたって学び続けることの大切さを学び取ることができます。是非とも、胸に刻みつけてくれることを願っています。 そして翌日、4月7日(火)には、3学年揃って離任式・着任式と平成21年度の始業式を行いました。生徒の皆さんは、話しを聴く態度が良いばかりではなく、離任された先生、着任された先生のお話にもすばらしいリアクションで応えていました。感心しました。私は、始業式での校長挨拶で、2点のことをお話ししました。1点目は、@挨拶をしっかりすること、A人の話をよく聴くこと、B何に対しても一生懸命に取り組むこと、その必要性についてお話をしました。2点目は、司馬遼太郎さんが子どもたちや若者に送られたメッセージである「二十一世紀に生きる君たちへ」を全文読み上げました。この内容を聴いて、何を感じたか、何を考えたか、感想や意見を聴かせて頂きたいと思っています。 尚、始業式の時にもお話しした通り、私の携帯電話の待受画面は、本校のテニスコート脇の満開に咲いている桜です。 最後になりましたが、私もしっかりと頑張る覚悟で本校での学校経営と教育活動を行って参ります。どうか、保護者の皆さまにおかれましても、学校とご家庭とがよく連携し合いながら、生徒の益々の成長と本校の発展のために、お力添え頂き、ご協力くださいますよう宜しくお願い申し上げます。 |
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| 平成21年 4月10日 (金) | ||||
| 東京都立日比谷高等学校 | ||||
| 校 長 石 坂 康 倫 | ||||
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