青空に新緑が映える季節となりました。「星陵われらあり」像の前で生徒との挨拶を交わすときに、ふと左側上空に目をやると高いビルの遙か彼方に雲一つない真っ青な空が広がり、何とも言えない壮大さを覚えます。
 校内の緑も日に日に色が濃くなり、先週あたりからは夏の到来を肌で感じるほどです。そんな中、5月13日(水)には、早朝までの雨も上がり、予定通りに体育大会を開催することができました。開会式からしばらくの間は湿度の高さと風一つない晴天となり、熱中症なども心配しましたが、幸い風も心地よく吹き始め湿度も低くなり絶好の体育大会日和となりました。
 実行委員を中心に生徒達の協力により、タイムテーブル通りとはいきませんでしたが、計画していた全種目を行うことができました。1年生の5人6脚や2年生の綱引きではクラスの団結力を感じましたし、3年男子・女子のそれぞれの騎馬戦は本格的であり、逞しささえ感じました。また、午後の部の最初に行われた応援合戦も大いに盛り上がり、4団共に見応えのある内容でした。  
  本校は教科・科目の勉強ばかりをしているように思われがちですが、実際には体育大会のような生徒が中心となって企画・運営する学校行事などにも熱心に取り組み、大いに高校生活を謳歌している学校であることがよくわかりました。
 皆さんを見ていて、私が、立派だと思うのは、時間の使い方が上手だということです。皆さんは、自分たちの本分が教科・科目の学習を中心とする学問の基礎学力の習得と学問的探究心を深めることにあることを自覚しています。その自覚の基に、学校行事や部活動などを通して、友情を育み、力を合わせて一つのものを作り上げることの大切さもきちんと学んでいることを嬉しく思います。
 さて、6月2日(火)から6月5日(金)までは、前期中間考査です。皆さん一人一人がそれぞれに成果を出せるよう、これまで学んできたことをしっかりと復習して考査本番に臨んでください。
 よく言われることですが、何をするにも、基礎・基本が大事です。どんなに難解な問題でも、ほとんどが基礎・基本の土台になるところから解決することができると言っても過言ではありません。先生のアドバイスを謙虚に聴き、学力の定着を図ってください。一年生にとっては、はじめての経験になりますが、一つ一つの内容の把握と定着に努めてほしいと思います。
 そして、6月19日(金)には、生徒による三大行事の一つである合唱祭が開催されます。既に、朝から合唱の歌声が聞こえてきます。クラスの仲間が一体となってその歌声を声高らかに歌い上げてくれることを期待しています。
 最後になりましたが、保護者の皆様、体育大会の際には例年を上回るほどたくさんの方に生徒の応援にきていただき本当にありがとうございました。生徒は、その分張り切って競技を行ったことと思います。6月には合唱祭があります。お時間がございましたなら、会場までお越しいただき、生徒達の歌声を聴いてもらえれば幸せです。どうぞ、宜しくお願いいたします。
 本校は、忙しい学校です。それでも、一つ一つのことを大事にしながら教育活動を行って参ります。これからも、本校の学校経営方針や教育活動をご理解の上、更なるご協力とご支援をくださいますようお願いいたします。尚、本校のホームページに「PTAより」というコーナーを新設させていただきましたので、時々ご覧ください。PTAからのご連絡等を端的に入れるようにしてあります。また、少しは落ち着いてきたとは言え、新型(豚)インフルエンザの感染も心配なところです。感染予防として、睡眠、栄養の確保や手洗い、うがいの励行や咳エチケット(マスク着用)等、ご配慮のほど宜しくお願い申し上げます。
       
      東京都立日比谷高等学校
校  長  石 坂 康 倫
 

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