春の訪れを感じる季節になりました。学校内でも生物室の付近にある早咲きの桜が既に3月上旬に花を開きました。一般的にはあまり見に行く機会のない場所ですが、技能職の方が見つけて、卒業式の前日にその一枝を花瓶に生けて校長室に飾ってくれました。
 春は別れと出会いの季節でもあります。3月9日には砂防会館にて卒業証書授与式を挙行しました。3年生は、凛々しい学生服姿で入場し、卒業証書授与の時には担任の先生の呼名とともに起立し堂々とした姿を私たちに見せてくれました。2年生の生徒代表からの送辞の後の3年生代表の答辞には胸が熱くなる思いでした。二人とも立派でした。本校で学び、生徒たちは確実に自立への道を歩んでいるのを実感しました。前日の3月8日には10時から体育優良生徒表彰など各種表彰を行いましたが、そのときにも生徒の凛々しい態度に感心させられました。3年生は力強く本校を巣立ちました。改めて、祝福したいと思います。  さて、1年生、2年生にとって、本日は本年度の修了の日です。あっという間の1年間に感じる人もいるでしょうが、中身がぎっしりと詰まった1年間であったと思います。私自身、昨年4月に本校に着任し、気がついてみたら1年が過ぎようとしています。しかし、昨年の4月からを振り返るとき、一つ一つその時々が充実していたことを思うと、改めて有意義で貴重な時を過ごしてきたことを感じます。
 4月6日の入学式に始まり、5月の体育大会、6月の合唱祭、9月の星陵祭の3大行事、その他、勝山臨海合宿、夏山キャンプ、スキー教室、SSH 海外派遣「ハワイ島研修」、3月には2年生の修学旅行、星陵セミナー、そして球技大会、まだまだ多くの学校行事がある中、土曜日を活用しての講習や校内模試、併せて部活動の夏合宿や公式戦など、数え切れないほどの活動が展開されて来ました。生徒の皆さんも、明日から始まる春季休業期間を利用して、今年度の1年間を振り返り、一人一人が次年度を有意義に過ごすための計画を立ててください。特に、2年生は4月には3年生になるので、進路が切実な問題になってくると思います。身近にいた卒業生は、とても大きな成果を上げました。そのことを見ていて、自分も頑張ろうと思った者も多いと思います。卒業生には、「志を高く持ち、夢を抱き夢に向かって自分の限界すれすれの所で頑張り続けて是非とも夢を実現してほしい」と式辞で述べました。2年生の皆さんも、自分の夢を抱き、その実現に向けて学習にしっかりと取り組んでください。1年生は、いよいよ新入生を迎え、先輩となります。生徒会行事や部活動などでは中心となって活躍する時でもあります。基本的なこと、@挨拶や服装 A話を聞く態度や授業への取り組み姿勢 B周囲のことを考えた行動 C何事にも一生懸命に取り組む姿勢など、自分自身のためにも、新入生のためにもお手本となる態度で行動してください。3月10日(水)から12日(金)まで、2年生は修学旅行で関西方面に出かけました。私も、引率しましたが、2日目に小野小町由緒の随心院というお寺に行って来ました。実際には、お寺の中は大急ぎで見学することになってしまいました。というのは、その地にある小野梅園という梅林に入り、あまりの梅の花の美しさに、時の経つのを忘れてしまったからです。
   そのときの、写真を載せておきますので、生徒の皆さんも保護者の方もその美しさを味わってください。3月22日(月)には東京でも桜の開花宣言が出されました。入学式の4月6日(火)に綺麗に咲いてくれていることを願うばかりです。 それでは、4月7日(水)の始業式の時に、新入生と共に元気な顔でお会いしましょう。
 ▲ 小 野 梅 園 の 梅 の 花 
  平成22年 3月25日
東京都立日比谷高等学校
 校 長  石 坂  康 倫

         
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