HIBIYA HIGH SCHOOL
 本校の地理歴史科では、第1学年で「日本史B」3単位、「地理B」2単位、第2学年で「世界史B」3単位を全生徒共通に履修させる。第3学年では、文類型で「日本史B」「世界史B」および「地理B」の4科目のうち一つを選択して履修する必修選択講座(4単位)と自由選択講座(4単位)の「日本史B」「世界史B」「地理B」を置いている。これらの科目の学習を通して、国際社会を主体的に生きる民主的、平和的な国家・社会を維持発展させる責任と自覚を養っている。
●世界史
 「諸地域世界」の多様性と特色を理解する中で、国際的素養をもつ自立した人材の育成をめざす。また、現代の「地球世界」を形成する過程を考察し、現代社会の諸問題に対して広い視点から主体的・総合的に対応できる歴史的思考力を培う。さらに進学指導の充実を図るとともに、歴史学の基礎的教養の獲得をめざす。
授業の進め方や指導の重点
2学年(「世界史B」必修3単位)
 「近現代史」すなわち16世紀(ルネサンス)から20世紀初頭(第一次世界大戦まで)を扱う。独自の発展を遂げた地域世界(文明圏)がヨーロッパ主導で一体化していく過程であり、近現代史学習の中心を占める。近代ヨーロッパ世界と近代国家体系の成立、市民革命と西欧市民社会の出現、帝国主義時代と民主主義の台頭等が重点項目。
3学年(「世界史B」必修選択・自由選択4単位)
 古代から中世までの各地域世界(文明圏)の歴史と20世紀の現代史を通史で、また世界史に関わるテーマ史も扱う。受験対応の内容であり、第2学年の学習も踏まえ世界史学習の完成をめざす。アジア各国史、ヨーロッパ各国史、北米・中南米史、アフリカ史、太平洋諸国史に関する通史、20世紀の二つの世界大戦と現代世界の成立が重点項目。
●日本史
 知識集約型の高度産業社会のなかで生きていく私たちが、市民として身につけるべき教養の大切な一分野として、この列島の歴史である日本史を学ぶ。史資料を重視、多用して、市民として身につけるべき教養としての水準を保ち、素材に基づいて自ら考える学習を行う。
授業の進め方や指導の重点
1学年(「日本史B」必修3単位)
 原始時代から室町時代までの古代~中世史を学び、日本の歴史や文化の原点を考え、日本人としての基礎的な教養を身につける。
3学年(「日本史B」必修選択・自由選択4単位)
 原始時代から室町時代に至る通史を学び、市民として身につけるべき教養としての日本史の完成をめざすとともに、受験に対応できるようにする。
●地理
 高度情報化社会といわれ様々な情報が錯綜する中で、地理の学習を通して、地理的な見方や考え方を培い、総合的・体系的な現代世界の地理的認識を養う。さらに、国際社会に主体的に生きる日本人としての自覚と資質を養う。併せて、地理的技能を身につけさせる。
授業の進め方や指導の重点
1学年(「地理B」必修2単位)
 現実の世界の様々な事象に目を向け、その地域や国における多くの社会現象を多角的に判断する能力を養うことを目標としている。作業学習・課題学習・地域調査などを取り入れ、主体的な学習方法を身につけさている。
3学年(「地理B」必修選択4単位・自由選択4単位・自由選択2単位)
 第1学年の学習を踏まえた上で、全員が大学入試に十分対応できる学力を身につけさせることを目標としている。その上で、知的好奇心を満足させながら主体的に学習に取り組めるようにすることを最終目標としている。